杉村三郎シリーズ:宮部みゆき

Biography

『杉村三郎シリーズ』(すぎむらさぶろうシリーズ)は、宮部みゆきの推理小説のシリーズ。

児童書専門の出版社「あおぞら書房」の編集者から一転、日本屈指の大グループ企業・今多コンツェルン会長の娘婿となり、同コンツェルングループ広報室、さらには離婚を経て私立探偵となる杉村三郎を主人公としたシリーズで、その彼が遭遇することになった事件を描く。

誰か Somebody(2003年11月 実業之日本社 / 2005年8月 光文社カッパ・ノベルス / 2007年12月 文春文庫)

名もなき毒(2006年8月 幻冬舎 / 2009年5月 光文社カッパ・ノベルス / 2011年12月 文春文庫)

ペテロの葬列(2013年12月 集英社 / 2016年4月 文春文庫【上・下】)

・ソロモンの偽証「第III部 法廷」の新潮文庫版下巻に収載、書き下ろし中編「負の方程式」– 杉村三郎・登場

希望荘(2016年6月 小学館)- 所収中『砂男』は『彼方の楽園』を改題