『魔術はささやく』(まじゅつはささやく)は、宮部みゆきの小説。新潮社・日本テレビ放送網主催の第2回日本推理サスペンス大賞で大賞を受賞した作品。

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた…。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守(まもる)は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

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